某質屋では、お客様一人一人にスタッフー人がつく、マンツーマン式の接客を行っているのですが、裁量幅を設けることで、そのスタッフが即決しているというイメージがつくのも大きな効果です。小額の上乗せでもいちいち上司の確認を取り、「僕はここまでしか出せないんです」と言えば、どうしても半人前と見られてしまいます。でも裁量幅が許されていれば「社長はこれくらいって言ってるけど、僕の裁量でここまでつけちゃいますよ」と言えてしまう。担当になったスタッフが即決することでお客様は喜びますし、信頼感も得られる。そのスタッフのお客様としてリピーターになってくれるわけです。ただ、自分の出せる限界値を超えてしまったとき、これ以上はないなと思ったときは、私の携帯に相談の連絡が入ります。まあそういう状態になるときというのは、100万円、200万円など、金額が大きくなった場合がほとんど。やっぱりひとつ間違えると大変ですから、スタッフにしてみても確認が欲しいというところでしょうか。でもそれ以外はみんな自由に買ってるから、楽しいと思います。スタッフも自分の好きなように買取価格を決められるので、のびのびと仕事ができますし、お客様も他店より高く売れるので喜んでくれる。某質屋としてはよい商品が多数買い取りできるので、販売の方も順調になり、利益が上がる。そして評判が評判を呼び、お客様も増えることになるのです。