法的に有効なメッセージを送りたい人向けには、信託銀行の「遺言信託」というサービスがある。これは、遺言をつくって信託銀行に預けておき、本人が亡くなったら、相続する人に銀行がその内容を伝える。遺言信託には、遺言を預かっておくだけの業務である「保管」と、遺言どおりに財産の名義換えまで銀行が責任をもっておこなう「執行付き」の2種類がある。保管業務の場合は、きちんと保管することはもとより、遺言が遺族のいさかいを招かないようにアドバイスをしたりもする。執行付きにすれば、最後まで手ぬかりなく銀行が手続きを進めてくれるので安心だが、100万円を超える費用がかかる。人生はいつ、なにがあるかわからない。もしものときのために、家族なり恋人なりに自分の気持ちを預けておくのもいいだろう。
医療薬には、市販薬でいうところの、いわゆる「かぜ薬」はないのだ。ただ医療薬の場合、一口に「解熱剤」といっても、それに認可されている有効成分の種類が非常に多い。市販薬で認められている解熱剤の有効成分が数種類であるのに対し、医療薬で認められている有効成分は数十種類にも及ぶ。種類だけでなく、薬一回分に含まれる有効成分の量にもかなりの違いがある。医療薬の場合、患者の症状に合わせ、市販されている薬三日ぶんにあたる有効成分を、一日で摂取することも可能なのだ。こういった認可の違いは、市販薬が、安全を第一に考えてつくられていることによっている。こういった点だけを数え上げれば、医療薬のほうが有効なようであると考えられる。
会食や宴席で食事の席に着いたあと、テーブルの全員にお酒が行き渡るまでは、口をつけるのはマナー違反です。全員につぎ終わってから、口をつけます。乾杯するときは、グラスを強くぶつけ過ぎないで軽く合わせます。グラスを目の上くらいに上げるだけでも、乾杯の意味になります。ワインを飲むときは、グラスの脚の部分を片手で持って飲みます。グラスのふくらみの部分に手の平が触れないようにします。ワインは温度によって味が変わりやすいので、体温で温まってしまうのを防ぐためです。途中で、ウエイターがお酒をつぎ足してくれることがあります。このとき、もういらないという場合には、どうすればいいのでしょうか。もちろん「けっこうです」と告げるのでもかまいません。しかし、スマートなやり方は、さりげなくグラスの上にそっと手をかざすのです。こうすると、お酒を断わる合図になります。グラスにたくさん飲み残すのは失礼になりますから、飲み切れそうもないときは、このように手をかぎして知らせます。また、レストランでの会食やパーティーの席では、もっと飲みたいと思っても、テーブル上のボトルから自分で自分のグラスについたり、周囲の人についたりするのはマナー違反です。たとえ上司に対してであっても、お酌をするために席を立つのは禁物です。ウエイターに任せておきましょう。ワインをついでもらう間は、食事の手を休めます。食事途中であれば、ナイフとフォークは皿の上に「ハ」の字の形をして置いて、手を休めます。このとき、フォークの刃先は多くの人が上向きにしていますが、正しくは下に向けます。飲み物を取るときは、ナイフやフォークを必ず皿の上に置いてから取ります。片手でナイフやフォークを持ったまま、などということがないようにしましょう。グラスの上に手をかざそう